古民家改修
投稿日：2024/05/17
田舎暮らしを楽しみに、
関東より移住されてこられたお施主さま。
弊社の不動産部の物件を購入されたご縁から
改修工事をさせていただきました。
築年数不詳の古民家。
サッシの取り替えで、快適な生活空間に近づけます。
今では購入が難しい模様入りの単板ガラスが入っており、
室内の造作ドアに再利用しました。
縁側の床は杉の無垢板張り。
正面のドアのガラスが再利用のものです。
障子はお施主さまこだわりの
雪見障子と猫間障子へ新調。
雪見障子はお施主さまのお父様も
お好きだったそうで、思い出が蘇ります。
和室からお庭をまったりと眺められるので、
お庭造りにも力が入ります。
猫間障子は腰付きの部分を引違いに。
手掛かりに小さな穴をあけています。
実際に猫ちゃんが
ここを通ってくれる日が待ち遠しいです。
台所は全面改修。
自然素材がお好きということで
床は杉の無垢材、
天井、壁は杉の野地板張りと、漆喰塗りです。
床、天井に断熱材を入れ、過ごしやすく。
納屋は土間コンクリートから板の間へ。
靴を脱いであがるようにし、
大きなウォーキングクローゼットのように。
パワフルで素敵なお施主さま。
元気の秘訣をお聞きすると
やはり”食”なのだそう。
畑のほかに、
金柑や、柿、梅の果実がなる木があり、
収穫から食品加工まで楽しまれるそうです。
